都市再生で未来をひらく 〜WITHコロナを経て サスティナブルなまちへ〜

趣旨

ITAIの進化、働き方改革や国際化、
さらに2020年、国内外を襲った新型コロナウイルスとの闘いなど、未来にむけて日本の社会は目まぐるしくその対応を迫られている。
急激に変化する状況のなかで、 次世代に確かにつなぐ“サスティナブルなまち”を目指して、都市の
あり方を多角的に見直す「都市再生」の取り組みが各地で急がれている。
大都市での壮大な戦略的なイノベーション、
地方では高齢者や若者にやさしくコンパクトシティ化を根気強く進めるまち、
また行政任せにせず自らの伝統的資産を住民の知恵と連携でまちづくりに生かすなど、
様々な事例を映像で紹介し、まちづくりでもある「都市再生」が人やコミュニティの未来をひらくために、
多様な視点でその課題や可能性を論じます。
さらに、コロナ禍を経ながら「まちづくり」には、
どのような新たな視野が問われているのかも考えていきます。

出演者

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パネリスト中島 直人

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 准教授

1976年東京都生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院修士課程修了。博士(工学)。東京大学大学院助手、同助教、イェール大学客員研究員、慶應義塾大学 専任講師、同准教授を経て現職。専門は都市デザイン、都市論、都市計画史。主な著書に 『都市計画の思想と場所 日本近現代都市計画史ノート』(東京大学出版会、2018年)、『都市美運動 シヴィックアートの都市計画史』(東京大学出版会、2009年)、『都市計画家石川栄耀 都市探求の軌跡』(共著、鹿島出版会、2009年)。主な受賞に日本都市計画学会論文賞、東京市政調査会藤田賞、日本都市計画学会石川奨 励賞など。

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パネリスト西村 浩

建築家クリエイティブディレクター株式会社ワークヴィジョンズ 代表取締役

1967年佐賀県生まれ。東京大学工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、1999年にワークヴィジョンズ一級建築士事務所を設立。 土木出身ながら建築の世界で独立し、現在は、都市再生戦略の立案からはじまり、建築・リノベーション・土木分野の企画・設計に加えて、まちづくりのディレクションからコワーキングスペースの運営までを意欲的に実践する。 日本建築学会賞(作品)、土木学会デザイン賞、BCS賞、ブルネル賞、アルカシア建築賞、公共建築賞 他多数受賞。北海道岩見沢市の「岩見沢複合駅舎」は、2009年度グッドデザイン賞大賞を受賞。

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パネリスト後藤 健市

株式会社スノーピーク地方創生コンサルティング代表取締役会長一般社団法人野遊びリーグ理事長

1959年、北海道帯広市生まれ。大学卒業後、セールスプロモーション関連会社を経て、1986年、祖父が創設した社会福祉法人ほくてんに入職。視覚障害者情報提供のIT化に携わるほか、福祉の心を育てることを目的とする教育事業を全国に展開。同時に、地域内外でのまちづくり活動に積極的に参画し、地方創生の新たなアイディアを実現するための会社や団体の設立、場所の価値を生かした企画と実践、講演活動や人材育成、仕組みづくりに広く尽力している。現在は、これまでの経験とネットワークを活かし、株式会社スノーピークのグローカル地方創生担当として、地域にある自然資源や景観、環境、食などを「野遊び」で楽しみながら地方創生する事業と、Noasobiのグローバル展開に取り組んでいる。

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パネリスト優木 まおみ

タレント

1980年3月2日佐賀県生まれ、2003年3月東京学芸大学小学校教員課程国語科卒業、2013年結婚、2014年に長女、2017年には次女を出産。バラエティー番組や女性誌のモデルなど幅広く出演。最近では、情報番組のコメンテーターを務めるなど活躍の場を広げている。

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パネリスト荒川 辰雄

独立行政法人都市再生機構 理事

1964年生まれ。1989年旧建設省入省。福井県、在タイ王国日本国大使館、高知県勤務などを経て、2011年国土交通省都市局街路事業調整官。2013年4月から宇都宮市の副市長として宇都宮LRT計画を推進。2016年4月から一般社団法人国土技術研究センター調査第三部長、国土交通省国土政策局地方振興課長を経て2019年7月より独立行政法人都市再生機構理事(都市再生企画等、都市再生業務及び再生部門経営担当)東工大土木工学科卒業。

コーディネーター

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コーディネーター内藤 裕子

フリーアナウンサー

1999 年、アナウンサーとしてNHK入局。『あさイチ』のレポーター、『ニュース 7』『首都圏ネットワーク』のキャスターなど、報道・生活 情報番組を中心に NHK アナウンサーとして 18 年間務める。また、ナレーターとして、朝の連続 テレビ小説や、大河ドラマ『篤姫』紀行ナレーション、NHK スペシャルなど数多くの番組で活躍。 学生時代はフランスに短期留学。ホームステイ先のマダムに「カツ丼」を振るまったところ、 「C’est Bon!!!」(美味しい!)を連発してくれた。人を喜ばせることが好き。

シンポジウム概要

日時

2020年11月6日(金)14:00 〜 11月8日(日)24:00

開催

限定オンライン配信

料金

無料

申込み方法

当サイトお申込みフォームより(受付終了いたしました)

お申込み締切

11月8日(日)18:00

お申込み

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